調査の方法
この人口動態は、平成12年10月1日現在の国勢調査による人口及び世帯数を基に、その後の石川県人口移動統計調査による月々の出生、死亡、転入及び転出(住民基本台帳法に基づく異動)を加減して推計算出したものです。このため国勢調査人口には外国人が含まれていますが、月々の人口移動数には外国人が含まれていません。また、月々の出生、死亡、転入及び転出は必ずしもその月に生じたものではなく、その月に届出があったものです。
|
報告書・概要のダウンロードはこちら
1 人 口 総 数
総人口 1,180,565人
(平成14年10月1日現在推計人口)
・ 推計人口は1,180,565人
(男性 571,636人、女性
608,929人)
・ 前年比では40人(0.00%)の増加となった。
|
|
|
2 人口増減の要因
自然増加数 1,564人 社会増加数 △1,524人
・ 出生者数11,180人に対し死亡者数は9,616人、差引1,564人の自然増加となった。
・ 県外からの転入者22,227人に対し県外への転出者は23,751人、差引1,524人の社会減少となった。
|
3 地域別人口
加賀地域は増加、能登地域は減少
・ 加賀地域では石川中央が2,106人(0.30%)、南加賀が383人(0.16%)それぞれ増加した。
・ 能登地域では、奥能登が1,426人(1.63%)、羽咋郡市が583人(0.88%)、七尾鹿島が440人
(0.53%)いずれも減少した。
◎加賀地域・・・河北郡以南の市郡
○南
加 賀・・・小松市、加賀市、江沼郡、能美郡
◎能登地域・・・羽咋郡以北の市郡
○石川中央・・・金沢市、松任市、石川郡、河北郡
○羽咋郡市・・・羽咋市、羽咋郡
○七尾鹿島・・・七尾市、鹿島郡
○奥 能 登・・・輪島市、珠洲市、鳳至郡、珠洲郡
|
4 市町村別人口
引き続き金沢市近郊市町で人口増加
・ 市町村別人口では、1位が金沢市の457,131人で県人口の38.7%を占め、次いで小松市、加賀
市、松任市、七尾市の順である。
・ 県内41市町村のうち人口が増加したのは3市13町1村で、増加数が多かったのは、金沢市(580
人)、津幡町(402人)、野々市町(348人)等であった。 増加率では、寺井町(1.67%)、鶴来町
(1.40%)、根上町 (1.18%)等金沢市近郊市町で高くなっている。
・ 人口が減少したのは5市14町5村で、減少数の多かったのは、珠洲市(△355人)、加賀市
(△348人) 輪島市(△322人)等であった。減少率では、中島町(△2.43%)、能都町(△2.34%)、
富来町(△2.31%)の順となっている。
|
人口、増加数、増加率の順位(上位5位まで)
順位 |
市町村名 |
人口(人) |
市町村名 |
増加数(人) |
市町村名 |
増加率(%) |
1 |
金沢市 |
457,131 |
金沢市 |
580 |
寺井町 |
1.67 |
2 |
小松市 |
108,925 |
津幡町 |
402 |
鶴来町 |
1.40 |
3 |
加賀市 |
67,727 |
野々市町 |
348 |
根上町 |
1.18 |
4 |
松任市 |
66,248 |
小松市 |
342 |
津幡町 |
1.16 |
5 |
七尾市 |
46,865 |
松任市 |
332 |
美川町 |
1.07 |
注 人口は平成14年10月1日現在、増加数、増加率は平成13年10月から平成14年9月の1年間
5 年齢別人口
年少人口及び生産年齢人口割合の縮小、老年人口割合の拡大が続く
・ 年齢3区分別人口は、年少人口(0〜14歳)が172,019人(14.6%)、生産年齢人口(15〜64歳)が
772,319 人(65.4%)、老年人口(65歳以上)が231,622人(19.6%)となっている。
・ 前年と比較すると、年少人口が1,634人減少(0.1ポイント低下)、生産年齢人口が3,433人減少(0.3
ポイント低下)、老年人口が5,107人増加(0.4ポイント上昇)している。
|
年齢構造指数
・年少人口指数= |
年少人口(0〜14歳) |
×100 |
生産年齢人口(15〜64歳) |
・老年人口指数= |
老年人口(65歳以上) |
×100 |
生産年齢人口(15〜64歳) |
・従属人口指数= |
年少人口(0〜14歳)+老年人口(65歳以上) |
×100 |
生産年齢人口(15〜64歳) |
・老
年 化 指 数= |
老年人口(65歳以上) |
×100 |
年少人口(0〜14歳) |
|
|
6 世帯数及び1世帯当たり人員
世帯数 419,706世帯、1世帯当たり人員 2.81人
・ 平成14年10月1日現在の推計世帯数は、419,706世帯で、この1年間に4,367世帯(1.05%)増加
した。
・ 1世帯当たりの人員は、2.81人で、前年を0.03人下回っており、世帯規模の縮小が続いている。
・ 1世帯当たりの人員の多いのは川北町(3.78人)、鳥越村(3.73人)、高松町(3.46人)等であり、
少ないのは野々市町(2.35人)、門前町(2.48人)、金沢市(2.53人)等であった。
|
7 出生及び死亡の状況(自然動態)
金沢市近郊で自然増加、能登地域では自然減少
・ 自然増加となったのは金沢市(1,364人)、野々市町(406人)、小松市(226人)等14市町であった。
・ 自然減少となったのは、珠洲市(△178人)、輪島市(△137人)、能都町(△125人)等27市町村で
あった。
|
出生・死亡・自然増加率の順位(上位5位)
区分 |
自然増加率 |
出生率 |
死亡率 |
順位 |
市町村名 |
率(‰) |
実数(人) |
市町村名 |
率(‰) |
実数(人) |
市町村名 |
率(‰) |
実数(人) |
1 |
野々市町 |
8.86 |
406 |
川北町 |
14.11 |
72 |
吉野谷村 |
18.94 |
26 |
2 |
川北町 |
7.06 |
36 |
野々市町 |
13.86 |
635 |
門前町 |
17.26 |
137 |
3 |
寺井町 |
6.75 |
104 |
寺井町 |
12.53 |
193 |
能都町 |
15.91 |
178 |
4 |
内灘町 |
4.91 |
131 |
美川町 |
12.24 |
155 |
中島町 |
14.96 |
110 |
5 |
津幡町 |
4.47 |
155 |
津幡町 |
11.10 |
385 |
珠洲市 |
14.67 |
286 |
注 平成13年10月から平成14年9月までの1年間の計である。
・出生率(‰)= |
1年間の出生者数 |
×1,000 |
・死亡率(‰)= |
1年間の死亡者数 |
×1,000 |
|
|
期初人口(H13.10.1) |
期初人口(H13.10.1) |
|
8 移動者の状況(社会動態)
1年間の移動者数は66,186人で引き続き減少
・ 本県におけるこの1年間の移動者数は、県内移動者20,208人、県外からの転入者22,227人、県外
への転出者23,751人、合計66,186人であり、前年に比べ873人減少した。
・ 県外移動者については、隣県及び大都市圏との移動が多かった。転入超過となったのは、22道県
で、福井県(200人)、富山県(140人)、青森県(87人)等であった。転出超過となったのは、24都府県
で、東京都(834人)、愛知県(433人)、埼玉県(200人)等となっている。
|
|