平成13年 事業所・企業統計調査結果確報(石川県分)

(平成13年10月1日現在)

平成15年3月27日      

  この調査は、個人企業の農林漁家等を除く、製造業、卸・小売業、飲食店、サービス業など全国すべての事業所を対象として、事業の種類、経営組織、従業者数などを把握するための調査である。
  この調査による昭和26年から平成13年までの事業所数及び従業者数の推移は、下図のとおりとなっている。

                 

   なお、主な調査結果は下記のとおりである。

 

1 事業所数
及び従業者数

 

 

事業所数は5年前に比べ7.1%の減少

(1)

  事業所数は、72,638事業所、従業者数は601,058人となっている。前回(平成8年)と比べると、事業所数は5,582事業所(7.1%)の減、従業者数は39,715にん(6.2%)の減とともに減少した。

(2)

  このうち、民営の事業所については、事業所数が69,983事業所(△7.6%)、従業者数が541,965人(△7.2%)となっている。

 

 ・産業別

 

 

事業所数のうち「卸売・小売業、飲食店」が37.6%を占める
従業者数は「サービス業」、「公務」を除くすべての産業で減少

(1)

  産業大分類別に事業所構成比をみると、「卸売・小売業、飲食店」が全産業の37.6%を占めて最も多く、次いで「サービス業」が27.9%、「製造業」が同14.3%、「建設業」が同11.2%の順で、これら4業種で91.0%を占めている。
  また、従業者数は、「サービス業」が全産業の29.0%を占めて最も多く、次いで「卸売・小売業、飲食店」が同28.1%、「製造業」が同19.6%、「建設業」が同9.6%の順で、これら4業種で86.3%を占めている。

(2)

  なお、前回調査と比べると事業所数では、「農林漁業」、「運輸・通信業」、「サービス業」を除くすべての産業で減少し、なかでも「製造業」(19.5%)の減少率が最も大きかった。
  また、従業者数では、「サービス業」、「公務」を除くすべての産業で減少し、なかでも「製造業」(18.2%)の減少率が最も大きかった。

(3)

  第2次産業と第3次産業別にみると、第2次産業の事業所数は18,514事業所で14.0%減少、従業者数は175,827人で15.2%減少し、事業所の構成比は25.5%で前回調査に比べて2.0ポイント減少した。
  第3次産業の事業所数は53,885事業所で4.5%減少、従業者数は422,602人で1.8%減少したが、事業所の構成比では74.2%で前回調査に比べて2.0ポイント上昇し、第3次産業の比重が高まった。

 

 ・規模別

 

 

従業者規模別最多事業所数は「1〜4人」の事業所で、
事業所数及び従業者数ともに減少

(1)

  民営事業所数を従業者規模別にみると、従業者規模「1〜4人」事業所数が45,145事業所で最も多く、全体の64.5%を占めている。

(2)

  また、従業者規模「1〜4人」を前回調査と比べると、事業所数は4,497事業所(△9.1%)減少し、従業者数は9,441人(△8.8%)減少した。

 

U産業構造

 

 

社会保険、社会福祉が大きく増加

(1)

  今回調査における従業者の増減率を産業中分類別にみると、増加産業は「社会保険、社会福祉」が53.7%増、「情報サービス、調査業」が26.9%増、「各種商品小売業」が20.6%増の順になっている。

(2)

  また、減少産業は、「衣服・その他の繊維製品製造業」が43.1%減、「繊維工業」が29.2%減、「その他の製造業」が28.3%の減の順になっている。

 

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事業所・企業統計調査確報
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